リザーブハウスデザイン株式会社

Story

リザーブハウスデザインの4つの物語

Story #2

家をつくることとは…

語り手

リザーブハウスデザイン 大工

一人三役の設計施工プランナーが設計図や仕様決めをしても、実際に家を建てるのは大工。
長年、グループ会社である芳裕建設と共に歩んできた大工が家づくりのこだわりについて語る。
長い月日を共に歩んできた芳裕建設の棟梁3 人が各々に思うこととは…

大谷大工

大工としては納期の中で仕上げることが、最も大切なこと。でも、本当にいい仕事かどうかは、完成した後には見ることのできない“家の裏側”に詰まっている。いい仕事を犠牲にして早い仕事をしても、なんの意味もない。見えないところにかける“ひと手間”こそ、職人だから分かる本当のこだわり。
大工の“ひと手間”っていうのは、よく歩く廊下や階段の下にはクッション材を多く入れる。ささくれが立たないように木材の角に少しだけカンナをかける。断熱材を壁に詰めるときはすきまがないよう丁寧に詰める。断熱材の詰め方なんて、家が建った後には見ることができない。詰め方ひとつで断熱効果が変わります。最終的には隠れてしまって見えないし、時間はかかるけれど、施主様には分かってもらいにくい部分。こういったところにひと手間もふた手間もかけるのは、この家に住むご家族の生活と長持ちすることを考えているからです。
木は生きている。大工は、伸びたり縮んだりする木の性質を熟知している。木の性質をわかっているから“ひと手間”が大切。大工の仕事は奥が深いんだよ。木と会話ができないと務まらない。カッコイイこと言っちゃったな。

大木大工

大工という仕事は、繊細で、地味で、コツコツ、少しずつ、形にしていく仕事だと私は思っています。今の時代、電動工具の進歩や工場でのユニット化によって、柱などの木材が設計図とおり工場から搬入されてくる。より早く、より低コストで、家は昔でいう“建てる”のではなく“買える”ようになりました。それと同時に、私たち「大工」が技術を発揮できる場面が少なくなり、かつてのような親方から弟子へ受け継がれてきた“匠の技”が色あせてしまう。数少ない手作業を守っていきたいと思っています。
大工道具は、自分たちにとって、“命”。さしがね、玄能(金づち)はもちろんですが、電動工具も大切な道具。中でも、鉋(かんな)、ノミ等の刃物は、とても奥が深く、手入れも大変な労力を必要とします。昔から、刃物を研げるようになるまでには10年以上かかると言われています。私自身も、鉋やノミは、毎日手に触れ、研ぐように心がけています。
弟子の頃、よく親方に「職人の道具を見れば、そいつの技術がわかる」と言われていた。今の時代、注文住宅をはじめとした建築の仕事には、機械でカットした製材が多くなり、カンナやノミを使う機会が減ってきています。昔のようにゲンノウやノコギリやカンナを頻繁に使う職人は少ない。しかし大木大工は、昔ながらの道具を今も大切にしている。もちろん、早くて正確な機械工具も用途によっては必要なものだ。手入れが必要な手道具に比べて、機械工具はほとんど手入れをしなくてもパーツごとに交換できるメリットもある。 新しい工具を活用する一方で、昔ながらの道具を使うべきときも絶対にあると大木大工は言う。
さまざまな場面で“もっと仕上がりをよくするためには?”と追究していった結果、道具も数が増えた。手道具にとくにこだわっている訳ではないけれど、やはり手作業で行う大工の仕事に愛着があります。なにより、手道具は自分の手そのもの。自分の手になじんでるんだよ。

稲岡大工

大工になりたい、と思ったとき、まずは親方のもとで修行する。それは今も昔も変わらないこと。昔と今で違うのは、当時はネットなど自分で情報を得る手段がほとんどなく、技術を得るためには親方の技を学ぶしかなかった。学ぶと言っても、親方が「こうやってみろ」と手取り足取り教えることはなかったから、親方のやることを見て盗んで真似して、ひとつひとつできるようになるしかなかった。
40年ほど前に親方のもとに弟子入りし、お小遣い程度の収入で働いた。でも自分が好きでやりたいと思った仕事だから辛くはなかった。黙々と仕事をする親方の、大きな背中を追い続けた。
まだ設計士や営業という職種が一般的ではなく、施主様とお話をするのも設計図を描くのも大工、“家を建てるといえば大工”だった。大工たるもの、信頼してまかせてくれる施主様に恥じぬよう、自信を持ってやる。これは、いつも肝に銘じている。実際にどんな仕事をしているかはお施主様にはなかなか分からない。見た目をキレイにすることなんてあたりまえで、ほとんどの施工は壁でふたをしてしまうから。多くの家は一度建てて終わりではなく、住んでいる間に何度かリフォームをする。リフォームをするために、壁を開ける。そのときにはじめて、その家を建てた職人のやり方が丸裸になる。木屑までキレイに掃除されていることもあれば、悲しいことにゴミがそのまま残っていることもある。閉じてしまえば分からない、施主様が見ることはない場所。自分が建てた家も、きっと自分ではない誰かが手を加える日がくる。先人の仕事を見るたびに、施主様だけでなく同業の人間に対しても、胸を張れる仕事をしたい。

リザーブハウスデザインの大工として職人としてのプライドとプロ意識をもって事に当たっている。
長年、共に歩んできてくれたからこそ私たちも安心して彼らにお願いすることができる。
「一棟一棟、魂を込めて家づくりをする。」この思いは、大工にも浸透している。

※棟梁(とうりょう)とは、大工の職長・親方。木造建築物の采配を行う責任者を指します。

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